Red Hat OpenShift Service on AWS

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Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) とは

Red Hat® OpenShift® Service on AWS (ROSA) は、Red Hat と AWS (Amazon Web Services) の共同サポートによる Red Hat OpenShift のフルマネージドサービスであり、AWS 上でネイティブに利用できるターンキー型のアプリケーション・プラットフォームです。

ROSA は、組織が運用効率を高め、イノベーションに再び集中し、アプリケーションを迅速に構築、デプロイ、スケーリングするのに役立ちます。

Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) の概要 (動画の再生時間:2:22)

作成と AWS クラスタのグラフィック

アプリケーション開発の高速化と安定化を実現

アプリケーション開発とレガシーアプリケーションのモダナイゼーションには、安定した柔軟なプラットフォームが必要です。ネイティブ AWS サービスである Red Hat OpenShift Service on AWS は、従量制の課金、セルフサービスのクラスタ作成、他のネイティブ AWS サービスとの統合、Red Hat と AWS による共同サポートと運用を提供します。

Red Hat AWS Lockup

Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) の使い方について学ぶ

Red Hat Hybrid Cloud Console で実践的な製品体験が得られます。

初めてのクラスタの作成でサポートが必要な場合

手順を参照して作成方法を学習できます。

数字で見る ROSA の経済効果

25%

他のパブリッククラウド・コンテナ・サービスに対して、ROSA を使用する場合のコスト削減1

25 分

アプリケーション提供にかかる時間の短縮。ほぼ瞬時のデプロイが可能に1

30 - 40%

Red Hat OpenShift クラウドサービスを使用したアプリケーション機能開発の高速化2

Red Hat OpenShift クラウドサービスの効果

Forrester Consulting は、Red Hat OpenShift クラウドサービスのお客様の投資対効果 (ROI) が 468% であることを明らかにしました。それによる 1 組織における 3 年間の正味現在価値 (NPV) は 408 万ドルでした (利益、コスト、リスク、柔軟性の各要素を定量化して算出)。 

ハイブリッドクラウド・デプロイメントへの明確な道筋

多くのエンタープライズが現在オンプレミスですでに使用しているプロダクション対応のアプリケーション・プラットフォームを提供し、ビジネスニーズの変化に応じてワークロードを AWS クラウドにシフトする機能を単純化します。

ターンキー型のアプリケーション・プラットフォーム

組み込みの CI/CD、監視ツール、開発者用ツールを備えたターンキー型のアプリケーション・プラットフォームで、迅速に開始でき、アプリケーションの継続的な管理の負荷を軽減できます。

ネイティブの AWS サービスと統合

AWS と Red Hat がサポートする、AWS Management Console からオンデマンドでアクセスできるネイティブ AWS サービス。AWS を通じて課金されます。他の AWS クラウドネイティブ・サービスとのシームレスな統合を活用できます。

グローバルな SRE の専門知識による支援

グローバル SRE (サイト信頼性エンジニアリング) チームが支援する、自動化されたデプロイと管理により、運用の複雑さが軽減されます。インフラストラクチャの管理ではなく、付加価値アプリケーションの構築とスケーリングに集中できます。

セルフサービス・デプロイメント

セルフサービス・デプロイメントにより、フルマネージドの Red Hat OpenShift クラスタを数分で作成できるため、すぐに運用を開始することができます。

サポートと請求の統合

また、稼働率 99.95% の SLA に基づき Red Hat と AWS が共同で運用およびサポートしており、OpenShift と AWS の使用料金の両方が AWS からまとめて請求されます。

メリット

価値実現の迅速化

ビジネスに付加価値を与えるアプリケーションの構築とスケーリングに集中できます

イノベーションへの注力

運用を単純化することで、チームはインフラストラクチャの管理ではなくイノベーションに再び集中できるようになります

投資の最適化

AWS で現在のクラウドでの投資と権利を利用できます

ハイブリッドクラウドの柔軟性

パブリッククラウド、プライベートクラウド、エッジなど、あらゆる環境で一貫した OpenShift エクスペリエンスが得られます

Icon-Red_Hat-Media_and_documents-Quotemark_Open-B-Red-RGB Red Hat OpenShift Service on AWS は、当社のチームが必要なときに必要なインフラストラクチャを作成して、最新の機能とアップデートを提供するために役立ちます。また、リソースの使用を最適化して運用コストを抑えるために、コストを監視して管理することができます。

Paulo Barbose

Banfico 最高執行責任者 (COO)

Red Hat OpenShift Service on AWS の使用による成果

急速な成長と買収による技術的負債に直面し、Brightly は Red Hat コンサルティングと協力して Red Hat® OpenShift® Service on AWS (ROSA) から新しいプラットフォームを構築しました。

Banfico logo

Banfico は、アプリケーション提供にかかる時間を 25 分からほぼ瞬時のデプロイへと短縮しました。

Boehringer Ingelheim logo

Boehringer Ingelheim では、効率とスケーラビリティを向上して、医療ソリューションの提供を 5 倍に速めました。

Red Hat OpenShift Service on AWS の総所有コスト

ROSA の総コストは、ROSA のサービス料金と AWS のインフラストラクチャ料金という 2 つのコンポーネントで構成されます。 

コストコンポーネント #1

ROSA サービス料金

ワーカーノードが使用する 4 vCPU ごとに、時間単位でオンデマンドで計上されます。年間契約にするとより高い割引率が適用されます。ROSA サービス料金は、サポートするすべてのリージョンで均一です。 

コストコンポーネント #2

AWS インフラストラクチャ料金

基礎となるワーカーノード、インフラストラクチャ・ノード、コントロールプレーン・インタフェースノード、ストレージ、ネットワークの料金を含みます。

ROSA に関する FAQ (よくある質問)

ROSA には何が付属しますか?

ROSA の各クラスタには、フルマネージドのコントロールプレーン (マスターノード) とアプリケーションノードが付属しています。インストール、管理、保守、アップグレードは、Red Hat と Amazon が共同でサポートする Red Hat SRE が監視します。クラスタサービス (ロギング、メトリクス、モニタリングなど) も利用できます。

ROSA は他の AWS サービスと統合できますか?

可能です。ROSA は、AWS のコンピューティング、データベース、分析、機械学習、ネットワーキング、モバイルなど、さまざまなアプリケーションサービスと統合できるため、世界中でオンデマンドでスケーリングできる AWS サービスの堅牢なポートフォリオを利用できます。これらの AWS ネイティブサービスに直接アクセスして、同じ管理インタフェースを介してサービスを迅速にデプロイおよび拡張できます。

ROSA のサポートを受けるにはどうすればよいですか?

ROSA は AWS と Red Hat がサポートしています。トラブルシューティングを開始するにはいずれかの会社のサポートに連絡してください。エスカレーションが必要な場合は、問題に対処できる最良のチームが対応するよう AWS と Red Hat が手配します。

ROSA がこれまでに取得しているコンプライアンス認証は何ですか?

ROSA は現在、SOC-1、SOC-2 Type 1 および Type 2、ISO-27001、PCI-DSS に準拠しています。また、現在、FedRAMP High、HIPAA、ISO 27017、ISO 27018 の取得に向けて取り組んでいます。

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