マッコーリーは新しいデジタルバンキングサービスの開発において、金融サービス業界を超越した、先進的なデジタルサービス会社の提供する顧客エクスペリエンスを目指しました。「当社はデジタルファーストの企業であり、提供するサービスは可能な限り卓越したものでなければなりません」と語るのは、マッコーリーの Banking and Financial Services Group のテクノロジー部長 Richard Heeley 氏です。「変革を起こす必要があると認識していました。それを高速、効率的で、最良のエクスペリエンスにしたかったのです。」

マッコーリーはデジタル変革のために Red Hat^® OpenShift Container Platform を選択するのに先立って、Amazon Web Services (AWS) で実行されるデータセンターでのパブリッククラウド実装など、いくつかの Platform-as-a-Service (PaaS) を検討しました。「[このソリューションは] これまで利用してきたモノリシックなアプリケーションやサービス、そして先進的なマイクロサービスを、クラウドに移行するための柔軟性をもたらしてくれました」と、マッコーリー Banking and Financial Services Group デジタル技術主任の Rajay Rai 氏は言います。マッコーリーはほんの数か月で 60 を超えるビジネス・アプリケーションと 150 を超えるサービスを新たなソリューションに移行しました。

何時間もかかっていたソフトウェアリリースが分単位で完了するので、マッコーリーはソフトウェアを一日に複数回リリースできます。顧客はあらゆる銀行取引や手続きを 1 か所で簡単に管理できるようになりました。マッコーリーが採用した DevOps アプローチにより、開発者はルーチンタスクよりも革新とアセット配信に注力できるようになり、開発者の生産性が 50% 以上も向上しました。「Red Hat テクノロジーのおかげで効率が上がり、最大の成果としてスピードとアジャイルな環境を得ました」と、マッコーリーの Banking and Financial Services Group デジタル部長 Luis Uguina 氏は語ります。「このプラットフォームを継続的に使用することにより、今後何カ月、何年にもわたり計り知れない恩恵を受けることができるでしょう。旅は始まったばかりです。」